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ここは私(みどペン)が、「育て辛っ!」と思う息子たちや、「クセ強っ!」と思う夫と、なんとか明るく楽しく穏やかに過ごすことを目指してあれこれやってみたり、やらなかったりする様子を、書いてみたり、書かなかったりするブログです。お時間とお気持ちの許す限りお楽しみください。
Audibleの話
今年はAudibleにどハマリ。
何の家事をするにしてもまずイヤホンを装着するところから始めるくらいに。
そうすることで今まで自分にとって足手まといな感覚があった家事の時間が全く別のものに変化しました。
いつまでだって料理をできるし、洗濯物を干せるし、皿を洗えるし。
…掃除も…いつまでだってできるはずなんだけど^^;あれ?おかしいなぁ?家は雑然としたままだぞ?^^;
実はAudibleそのものの存在はもっと昔に認識していて、当時の在宅ワーク仲間の人が
「私はAudibleとか聞きながらやってますよ~」
とサラッと言っていたのが気になり、真似したことがありました。
分かったのは、私の場合「ながら仕事」は…ギリギリyoutubeの作業用動画くらいまでだな、ということでしたが。
(不思議系とか予知系とか遭難系とか事件・事故系とかずんだもん系とか^^;ろくなもん聞いてない^^;)
当時の仕事はスピードと正確さが勝負な感じだったので、そっちに集中力を全振りすると…Audibleの内容は全く残らず。
Audibleでは一応「ガッツリ聞きたい」タイトルを選んでいたから、聞き逃すのはそれはそれでストレスになり…
それならばまだ音楽聞いてた方が…と。
で、月日は流れ…
多分この春のTVCMでAudibleの存在を思い出したのだけど…
そういう意味ではCMに正しく釣られた、みたいな?
「家事の時に聞けばいい」というすばらしい発見と、
子供たちの様子にそこまで神経を研ぎ澄ましておかなくてもいいという状況が…
私をAudibleに沼らせたんだろうなぁ。
ちょっと前までは
長男を起こすために、本当に十数回声かけに行ったり、
次男が台パンする度に
「(台パン、ダメ、絶対)」
という視線を投げに行ったり、
なかなか「没頭」する時間を取るのが難しかったんだけど…
今は、時と場所を選べばOK。
(ここは子供たちの成長を喜ぶ部分です。多分。)
ちなみに、
時は「家族が自分に意識を向けていない時」
場所は「自宅」
がベストかと思ってる。
「家事をしている時がいい」と言っても、皿洗ってても意外と話しかけられることは多く…
その度に
「は?(今、耳塞がってる。なんて言った?)」
って聞き返すのを続けてたら…
それはそれで問題あるだろう。
既に黄色信号レベルかも知れない^^;
イヤホンしてる人に聞き返されるの感じ悪いし、
「じゃぁ、もう話しかけないよ」ってなるのは根本的に家族としてのあり方を揺るがすことになるではないか。
なので、みんなが出払ってる時とか、それぞれの場所にこもってる時とかがやっぱりベストなんだよ。
どうしても聞きたい作品の途中だと、
「私はAudibleを聞いてるから、何言っても無駄だからね!」
と宣言かもしてるw
場所に関しては、やはり自宅だと両耳塞いでてもいいのがイイ。
お散歩の時でもいいんだろうけど、外だとどうしても両耳塞ぐのは怖いから、没入感がイマイチになるので。
今みたいな自分が平日休みで夫や次男が出払ってて、長男がすやすや寝てる時が…一番。
(ああ、でも、長男はもう少ししたらつついても良いような気がする(10:00A.M.))
というわけで?Audibleにヤバい中毒性を感じたので、夏に北海道を巡っている時は意識して「Audible断ち」をしていました。
家族との時間を大事にしたかったから。
これまでなら、その時にAudibleのことなんてすっかり忘れる自分だった気もするけど^^;
Audible版『准教授・高槻彰良の推察』について
(ネタバレ注意)
『准教授・高槻彰良の推察』がね…
久々に「出会ってしまった」レベルで面白かった。
著者にナチュラルに嫉妬さえするw
昨日、既刊の部分を全部聞いて…
久々に
「これを聞き終わると彰良先生に会えなくなるから聞きたくない」
みたいなものまで発動しちゃったからなぁ。
結構重症だなぁ、と^^;
ま、でも、聞き終わっちゃったけど^^;
で、しっかり高槻先生ロス状態^^;
(次…まだ出るよね??)
どハマり要素は…やはりAudibleだから…という一面もあると思う。
Audibleは声優さんがマッチすると作品の面白さがググググッと上がるのです。
『准教授・高槻彰良の推察』に関してはこれが大成功してると思う。
登場人物がそこまで多い…というわけではないのだけど、一人で読み分けてるにしてはとても上手い。
最後の方に出てきた彰良先生のお母さんのお話とか…普通男性の声で女性のセリフだと違和感があるんだけど、ほぼほぼ無かった。
この人すごい!(鳥本佳吾さんという方)
私は1.7倍速で聞くのが丁度よい感じなので、本来のお声とは違うのだろうけど^^;
多分、今私はドラマ版とか見ちゃいけない体になってると思う^^;
目では日常の風景を見ながら、耳と頭が作品の世界に支配されてる感じが…
Audible独特…というか、オーディオドラマというか、ラジオドラマというか、サウンドノベルの世界というか…?
更に令和の今だと、ワイヤレスイヤホンがあるからねぇ。
日常風景が出てくる作品なんか…現実と錯誤しちゃうレベル…なのは私だけかもしれないけど^^;
ついこの間まで鳩を見かけると
「鳩、かわいいー、おもしろーい」
と思っていたのに、
「ああ、高槻先生!危ない!!」
ってなるからねぇ^^;
(物語の主人公である高槻先生はとにかく鳥が苦手で、見ると卒倒しちゃうのです。)
『准教授・高槻彰良の推察』は「怪異」についてのお話なんだけれど、
「日常の、人の中に潜む」…部分の演出が基本で備わる感じかなぁ?
活字の読書体験とはまた違って…面白いエンタメだよなぁと思う。
あと、深町くん。
最初の頃の大学生活の描写がね…
タイミング的に長男の近未来を想像させて…
長男もこんなに楽しい(?)大学生活送れたらいいのになぁ。
とか、そんな要素も私がこの作品を気に入る原因でもあったろうなぁ。
なんなら自分も文系の大学で民俗学を学びたい!くらいのw
(深町くんは民俗学を研究している高槻先生の助手みたいな学生です。嘘を聞き分ける能力があるという設定です。それ以外は…多分長男と同じような思考回路の学生かな、と。)
あとは…途中で気付かされたんだけど、私も「怪異話結構好きだったんだなぁ」ということかな?
人全体が「怪異」に対してある程度興味はあるのだと思うけど…
少なくとも毛嫌いする派ではなかったのだなぁ…と思って。
久々に昔の怪談話とか真面目に読んでみたい気にもなったり。
(霊感とかは全然ない。)
あと、民俗学の一端をのぞかせてもらったような気になって…
「民俗学といえば柳田國男でしょ?」
くらいの知識しかなかったんだけど…
「柳田國男からこんな面白い話の展開が生まれるんだ!!」(←途中を端折りすぎて誤解を生む表現かもしれないけど^^;)
…と、その部分でやっぱり著者に嫉妬だわ~
自分が理系の学生をやってたからというのもあるけど、
文系の学問の面白さが今やっとわかってきたかも?くらいの衝撃。
多分、高校生の時にこういうの読んでたら真面目に文系学部を、民俗学研究を志望してたかもしれない。
自分の興味はこのくらいの軽さでどうとでも動く…のをもう少し早く自覚しとけばよかったとは思うけど^^;
ちなみに、今は興味の赴くままにかじるだけかじり散らすスタイルでいいと信じて突き進んでます。
夫とかには呆れられるけどね^^;
(ラノベといわれる作品群に関して?)
このくらいの深すぎない知識が入ってくるのが…いいと思うんだ。
「教養」のかけらみたいなやつ。
多分私はこれから「八百比丘尼」ってなんだ?って調べるし。
そういうきっかけ的な…
ああ、私単純に「読書(聴書)のすすめ」的な話で語り尽くされたことを言おうとしてる??^^:
いやいや、だから、それが、「何気ない日常の埋もれがちな時にできるってのにハマるよ。」ってことですよ。
Audibleだけって話でもないんだけど、私にしては珍しく他の人にも是非是非したいエンタメ。
もうみんな知ってたらゴメンだけど、みたいな。
絵柄を見る限り漫画版なら脳内再生対応できるのでいける気がする^^;
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