ご覧いただきありがとうございます
ここは私(みどペン)が、「育て辛っ!」と思う息子たちや、「クセ強っ!」と思う夫と、なんとか明るく楽しく穏やかに過ごすことを目指してあれこれやってみたり、やらなかったりする様子を、書いてみたり、書かなかったりするブログです。お時間とお気持ちの許す限りお楽しみください。
試写会に行くことになった経緯
最近このパターンが多い気もしますが、個人的にはここも重要なので^^;
(友達少ないからここで自分語りしたいんだよぉ^^;)
作品についての感想のパートへはこちらから↓
「死にたいくらいに憧れた…」とまではいってないんだけど、
「東京だ!」「都民だ!」と、ふざけて盛り上がるくらいには
東京暮らしに対する漠然とした憧れとか、希望とか?「まー、しゃぁあないな」とか?
いろんな事情や状況が織り混ざって東京に住み始めたのが2019年。
長男は中学受験を経て
「(第一志望じゃなかったはずだけど^^;)まぁ、いいよね。よかったじゃん!」
な感じで決まった中高一貫校に新入学。
次男は祖父と同じ小学校へ新入学。
夫は自宅から通える範囲で丁度転勤が決まった…と。
全てがピタッとハマッて怖いくらいだったかもしれない。
こんなに幸せでいいのかな~?
…って、そうは問屋が卸さかなった^^;
2019→長男不登校
2020→長男復活しかけでコロナ禍開始
2021→長男に続き次男も不登校
2022→長男転校(通信制高校へ)、次男も転校(ご近所の別の学校へ)
2023→次男、短期間(と言っても1ヶ月以上だったと思うけど)不登校
ってな感じで、子供たちに振り回される限り振り回されて…
私の中の「東京住んだら…」が何も気持ちよく実現できていない!!!
もう6年も経ってるんですけど?
どゆこと?
しかも、子供達、立ち直ったと思ったら、反抗期なのか巣立ちなのか知らんけど、最近特に塩対応が目立つ。
ここでイラッとしてもしょうがないので、
(いや、実際は結構イラッとしてるけど^^;)
いよいよ、いよいよ、私の温めてきた
「東京に住んだらやりたいこと」
を実現する時が来たぞー、と。
そうそう、子供たちもそうなんだけど、夫に対しても私自身の夫に対する自立心…というか、
一応夫より長生きするつもりなので^^;
一人で行動する練習もしないとなぁ…的な?
夫はなにかとエスコート上手なので、大体のお出かけは任せてついていけばとても楽に楽しめるのですよ^^;
電車の何両目に乗ればどの出口に近い…とか、そのレベルで合わせてくる感じだから!
だがしかし、それは夫との興味が被っている分野だけの話。
そもそも私と夫の興味の範囲…基本的に私のほうが広いと思う。
深さはともかく^^;
なので、私はこのまま楽な方向に流されていくと、自分のアイデンティティの危機が訪れるわけなのですよ(?)
差し当たって映画とかゲームとかアニメとか漫画とか…そっち系が置いてけぼりになる。
子供たちとは…さすがに被る部分もあるんだけど…
好みなのか世代なのか…どうも…分かり合えない部分がやっぱり気になって…
ちなみに、夫は自分の興味の範囲のことなら骨を惜しむけど、「私のために」一緒に映画に行ってくれる…とかはないw
「行ってくればいいじゃん」
の一言だから^^;
もう、気がつけばうちはそんな人ばっかり^^;
やっぱり、人は一人で死んでいくんだよ、と。
私は悟った。(ごく浅く。)
今一度、この(一時的かも知れないけど)心に余裕がある時に自分を見つめ直そう!みたいな。
まだ、次男がこれから中学生になるから…ある程度気が抜けないってのは分かってるんだけども…
そんなこと言ってたらずーっと、ずっーとだし…
それが子を持つ親の宿命かもだけど…
気持ちをちょっとだけほぐす…というか、
下手すると、ショッピングモールの駐車場で子供達がチョロチョロしないようにしっかり手を引いてた…
そのレベルの意識でずーーーーっと子育てしてきたかもしれない自分に、
「フェーズは変わったんだよ。しかも思ってるより大きく。」
と分からせるために?
誰も肩を揉んでくれないから^^;セルフ行動療法的な?
(言葉違うかな?ま、いいや。)
要するに、「自分軸で行動する」練習。
その流れで各種見本市をフラついてみたり、「映画の試写会に応募する」をしてみたり…
(…で、やっと試写会につながったぞ)
いや、試写会は東京じゃなくてもっと全国どこでもやってるとは思うんだけど^^;
数とか、頻度とか…やっぱり違う。
未来は分からないけど、まだ東京は日本の首都で、あらゆる情報が集中してる…と思うんだけど?
とにかく、
「映画 試写会 東京」
くらいのワードで検索。
ヒットしたところを上から順に見ていって、そこまで条件が厳しくない所にいくつか応募。
この時点で…映画の中身はほとんど気にしておらず…
とりあえず邦画より洋画派っていうのはあるので…
邦画じゃなかったらなんでもいいやー、くらいのノリで。
で、しばらく応募したことも忘れてCEATECやらなんやらの日程をスケジュールに入れ込んで行ってたら…
「ご当選おめでとうございます」メールにふと目が止まる。
おう?
なんだこれ?
おお!
試写会だ!
トークショー付きの!
なんだったっけ…?
…あ、ホラーだ…
しかも…クモ…
しかも…フランス映画…
しかも…CEATECのある日の週明け月曜か…
結局この週は
木曜に幕張メッセ、土曜にビッグサイト、月曜に試写会…と
そんなにアクティブだったか?私?
と、自分でもビックリ…だけど、
いや、こういうのに慣れていかねば!という謎の使命感w
なので、試写会の予定もありがたくカレンダーに書き込んで…
「ママ、月曜は映画見てくる!渋谷で!試写会だよ!トークショー付きだよ!夜だからね!晩御飯はテキトーにパパと食べてよね!」
と…何度しつこく宣言したことか^^;
ちなみに、去年だったか、ほぼこのノリで行ったマクロスFのバーチャルライブみたいなの…
結局次男に足を引っ張られる形でほろ苦い思い出になってるから^^;
えー?世の中のママさん、こんなに外出…困難かなぁ…
なんか、既に少数派な気もするけど…全くいないわけではないとは思うんだけど…どうだろうか~?
ま、そんなこんなで、作品に向き合ってみるぞ、と。
クモ周辺の話とホラー映画周辺の話
完全にネタバレ不要の方は、このへんから軽くご注意を!
今回、試写会にお呼ばれしたのは『スパイダー/増殖』
一応(?)ホラー映画の分類に入ると思います。
「スティーブン・キング、サム・ライミが絶賛し震撼」
「過去20年間のフレンチ・ホラー最大のヒット!」
という触れ込み。
「スティーブン・キング」わかるぞ!「サム・ライミ」もギリわかる。
私の中ではディカプリオの映画『クイック&デッド』の人だわ。認知が歪んでると思うけど^^;
「フレンチ・ホラー」がどんなかわかんない^^;
「フレンチ・キス」は「チュ」みたいな軽いキスではないことは知っている。
それはメグ・ライアンの『フレンチ・キス』(1995)を見た時に学習した。
その頃から数年は映画を結構見ていたのですよ。
その時に「フランス映画はクセ強」も知ったし、この間見た『フランス実写版シティー・ハンター』もご多分に漏れてなかった。
ただ、この実写版シティー・ハンターを見たことで、フランス映画に対する構えてた部分はちょっとだけ崩れてきてて、
フランス映画のクセ強感がクセになる兆候は…あったかもしれない^^;
で、「ホラー」って話で…
実はそれほどホラー映画…好きじゃない^^;
子供の頃は『13日の金曜日』が本気で怖くて夜トイレに行けなくなってたタイプ。
映画館で見たのは…『スクリーム』(1996)が最初で最後かな?(←ただ、この時はだいぶハマッて、2回くらい見に行ったと思う^^;)
なので、今回、ちょっとだけ「怖すぎたらどうしよう…^^;」が^^;
っていうか、そもそも
「私、クモ、嫌い」
だったのに^^;
いや、東京生活…というか、実家を出てからそもそも私の怖いと思うクモに遭遇する機会がほぼ無くって、忘れてたくらい。
宣材を見る限り…
多分私の嫌いなタイプのクモだろうな…
とは思ってた。
でも、最終的には好奇心と「タダで映画1本見れる」が勝ったという…^^;
ちなみに、私の嫌いなクモと、なぜ嫌いかを一応書いておくと…
嫌いなクモは「アシダカクモ」。
実家にはしょっちゅう出現していた。
子供の頃から「このクモは悪い虫を食べてくれるいいクモなんだよ」と吹き込まれ続けるんだけど…
頭での理解と、とっさの感覚って…やっぱり違うよぉ…TT
まず、そのデカさにビビる。
ちょっと前に「3~4センチくらいのやつがいるなぁ」
と思ってたのに、気がつくと、片手を広げたくらいの大きさまでは平気で育ってる。
ふと見上げた壁に…音もなくそいつがいると…
「ひーーーーーっ」
ってなるってば。
お前、何食べた~!?
G?
…
いや、いいんだ…わかる…益虫だってことはわかるんだけど…
やっぱ、
ムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ !!!
って、毎回親に対処してもらってた^^;
基本的に足の数が多いやつがだめみたいなんだよね^^;
6本までは許せる。
あ、でも、Gは許せない^^;
実家で遭遇する虫で最恐だったのは…ムカデかな?
大きさと素早さでゲジゲジも勘弁。
そういう意味ではアシダカグモは…ほんとに割といい奴なんだろうけど…
無理だな^^;
近づいてこられたら…
いや、ちょっと、パニックよ。ほんと。
ま、そんな感じで…
とんでもなく怖すぎたら…
二時間近く目をつぶっとくしかないか…
とか、
いや、でも、映画だから「映画映画したクモ」だったらいけるんじゃないのかな~(←どんなだよ?)
とか、
そんなことを本気で考えて当日を迎える。
当日、試写会場周辺の話
で、まだ、映画本編の話に行かない^^;
試写会の場所について。
会場は、ユーロライブという渋谷の円山町というところにある…小さな劇場?
落語とかもやってるらしい。
いや、ここで、気づいておくべきだったのは…「円山町」という地域について。
おそらく一般的な東京人の常識としては「円山町」は花街…っていうか、ラブホ街?ってのがある…はず。
今回、「自分軸で行動する」の一環として、家族にも場所についてまで詳しく言ってなかった^^;
何か…とんでもないことあったりしても「クモの映画の試写会 渋谷」くらいの情報で分かってくれるでしょ…位の気持ちで。
多分、この時夫に前もって場所も言っていたら…ある程度の忠告はもらえたと思う。
私自身も行きの電車で詳しいアクセスを検索したくらい気を抜いていた。
スマホがあればどこでも行ける。
大都会でもへっちゃらだい。
みたいな…
で、
「道玄坂の方」
ということがまず分かり…
道玄坂のイメージはギリギリ「なんかちょっと、大人な感じのエリア」…ってのはあったのです。
両親がフォーク大好き世代で、ふきのとうの「雨降り道玄坂」って歌もよく聞いてて…
子供の頃…よく歌ってたり…したのが…ビミョーな行為だったのを知ったのは…大学生くらいかな?
雨降りの道玄坂でバスを待つあなたの寂しさに声かけちゃってるからねぇ^^;
道玄坂で女が男に声かける…
…気づいたときの衝撃といったら^^;
今でも好きだけどね^^;
たまに口ずさんじゃうけどね^^;
まさか…道玄坂の隣に位置し、私の中の道玄坂エリアのイメージをよりディープにしたところが円山町だったなんて…
この時の私はまだ知らず^^;
むかーーーーーーし、渋谷で単館系の映画館に行ったことがあって、それと同等のイメージではあったんだけど…
(今調べるとそれはシアター・イメージフォーラムだったみたい)
なんかヤバそうと気づいたのは…
「ちょっと早めに着いたので、引き返さずにグルっと回って大通りのカフェにでも行こう」
と思ったときだった^^;
辺りは既に暗く…(18時位)
入り組んだ路地…っていうか、ラブホだらけじゃーん!!
ヤバい。ヤバい渋谷っぽい渋谷に紛れ込んでしまった^^;
正直心臓がバクバクする^^;
道行く人が全て悪い人に思える^^;
自分が住んでる地域もそんなに治安はいいなんて言えないんだけど、
肌がビリビリする…段違いの何かを感じる(←個人の感想です)
「ホントはそこまでじゃないはず」
っていうのも分かってるんだけど…
(確かにまるっきり安全かというと疑問は残るが…)
根がド田舎民だから、久々に
「大都会にビビり散らす自分」
を感じた^^;
なんとか大通り…っていうか、道玄坂まで出てきた時はどれほど安堵したことか^^;
道玄坂なんてもう楽勝だよ^^;
で、ひたすらオシャレなカフェに入って、途中でお腹が鳴らないようにチーズケーキを押し込んで(動揺でほぼ味なんてわかんなかったけど^^;)
なんとか気持ちを落ち着けて、今一度ユーロライブ方面へ。
回り込む方向さえ間違わなければ、多分大丈夫と自分にいいきかせ…
なんか別のホールの出待ちの男性っぽい集団に最後までビビるも…
私の行くべき場所、ユーロライブの入口へ。
そもそもどんな人がくるんだろー?
と興味は持っていたんだけど…
意外と同年代かそれ以上の…
若い人でも割と落ち着いた雰囲気の人たちが粛々と列を作っていた。
ああ、よかった~
と、この時点でクモの怖さとかどうでも良くなってたからね^^;
ま、そんなこんなで無事に会場に到着。
久々に自由に席を選べるタイプの映画館に戸惑いつつ…
なんとなく席をチョイス。
試写会だから…上映前の予告編とか一切なし。
感じる雰囲気全てに「へー」と思いながらその時を待つ。
感想等々は別記事にします…
(つづく)
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