子、育って日記

背を向けて団子屋さんをうれしくさせようとする長男の話(当時7歳)

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ここは私(みどペン)が、

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寄り道~

日記
登校を渋る子供に「休んでいいよ」と言ったら?~兄の場合①~(10年近く前の話ですが)

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この記事の状況の続きの話です。

当時の記録を今読み返して、「長男、なんやかんやでかわいかったなぁ~」と思い出してます^^;

(今この瞬間はまさかの「二度寝」体制で昼間からゴロゴロ…ううう…)

さて、長男小1。

登校渋りから始まり、急激にメンタルダウンしていった印象。

慌てて近所のちょっと大きな病院の児童精神科に駆け込みました。

「抑肝散」という漢方薬を処方されました。

私にとっては初めての「精神科」ということで、ハードルが高かったか...というと、意外とそうでもなかったというか...

当時長男の落ち込みが尋常じゃないと感じていて、長男に良さそうなことで、できることならなんでもしてあげたい一心でした。

精神科ってこういう人のためにあるんでしょ?

と、至極当然のように納得の受診でした。

いや、もうホントに「誰か助けて。」の精神。

そんな病院通いの帰り道のエピソードより。

(約10年前の話です。)

病院のあと、団子屋さん発見。(車で売りに来てるやつ)
久しく団子なんて買ってなかったけど、長男はもともと団子が好き。
丁度小腹も減ってきた頃で、おねだり発動。

いつもはスルーするんだけど、「まー、(病院もがんばったし)しょうがないかー」と小銭を渡す。
(だってね、いつもその団子屋さんいるんだけど、誰も買ってるとこ見たことないから^^;)

長男はそれでも気にせず、みたらし団子を買ってきた。
んで、みんなで口の周りをタレだらけにしながら完食。

うーん、予想通り「・・・」な味^^;…と私は思ったんだけど、長男は満足してたみたい。
空腹は最高の調味料?だっけ?ま、そんな感じ?(←失礼だなぁ^^;)

食べ終わった後、店の先の方にゴミ箱があったので、長男に串を捨ててくるように指令。
「どこ?どこ?」なんて言いながらも、割と素直に言うこと聞いてくれた。

串を捨てた帰りに団子屋の前を通ることになるんだけど…
長男、店のおじさんに向かって無言で手を振ってる。

たぶん「おいしかったよー」ということを伝えたいんだと思うんだけど...
団子屋のおじさん…よそ見してるみたいで気づかない^^;

私は手を振りながら声に出して「おいしかったよ」って言えば済むことなのになーって、遠目にその様子を見ながら思ってました。

まー、それが結構しつこくその状況が続くんだ^^;
で、さすがにおじさんが気づくわけです。
んで、「ありがとね!」とかっておじさんが声をかけてくれた瞬間に長男はこっちへ駆けてくるという…

え?「おいしかった。」とか「ありがとう。」とか言わないんだー?
と、ガクッとなってたら、こっちに走りながら背中向けたまま「おいしかったよー!」って言ってた!

いいのか?
ま、いっか??

んで、私のところに来たから、

「ほんとにおいしかったぁ?」なんて団子屋のおじさんに対しては失礼なことを聞いてみたら…

「おいしかった!お店の人の心もちょっとうれしくしてあげられたし!」

だって。

長男はそんな子。

感情の乱高下

こんなしてほのぼのしてるかと思ったら、急激に落ち込んだり、癇癪を起したり...

そんな長男に私もつられて振り回されていました。

そんな時にふと耳に入ってきた平井堅さんの「桔梗が丘」で号泣してたみたいです。

今聞いても...ああ、確かに。

以下、約10年前の駄文です。

平井堅 桔梗が丘
昨日テレビでやってたでしょ?(←約10年前ね)
あれ見て号泣でした。

なんてーの?
まさに「くうぅ…」とか言いながら、涙ボロボロって。
昨日の状況にドはまり…というか、あんなどこにでもありそうな光景さえ私には夢のまた夢なのかという絶望感…

そう、昨日は長男のやつが、何がツボなのかわからない…というか、なんでそこに引っかかる?というところで癇癪MAX!
最終的には 「あの二文字の言葉言っちゃいたくなるー!」

シニタイ!

…って、あんた、それ2文字じゃない!

って、そんな冗談言ってられない。
その場の雰囲気的にひじょーにまずい!
7歳男児の胸にそこまでの絶望?
二人してマジ号泣ですよ。

その後長男は落ち着いて、「さっきはあんなこと言ってごめんね」なんて言うほど回復。
私はそれでもひとりでモンモンしてるところに平井堅。
や、これはキメられるって。

長男的には放課後の遊び時間が減るのが死ぬほどいやだった?
や、さすがに?そんなんじゃ?
「それだけじゃなくて、学校には自分の味方は一人もいない」 とかも言うから、それなりにストレスかかってるみたい。

心配して今日先生にお手紙書いてたのに、 「もう、なんか、楽しい気分だったから渡すの忘れちゃった」 だって。
一人でモンモンとした夜を返せー!

昨夜は次男も12時近くまで派手な夜泣きしたし、夫くんはここ2日出張でいないし!
「今日は温泉宿ですが、温泉がカルキ臭いです。」なんてメール送ってくるし!

今この瞬間は誰にぶつけたらいいかわからんイライラが…あるよー!
そりゃーあるさ!
人間だもの!

や、でも、長男は最近何かとふれ幅が大きいので、要観察、要ケア?だな。

う...今、我が子ら二人とも家にいて「ただいま」を聞く機会すらないという…ね^^;

家庭は、母親は、少なくとも私の周囲半径2メートルくらいは?子供が心底安心できる基地でありたい気持ちは変わらず。

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