こんな方にお勧め
- キャンピングカーに興味のある方
- 「隣のキャンピングカーライフを覗きたい!」というノリでお気軽にどうぞ!
この記事を書いているのは
- これまで2台のキャンピングカーを乗り継いできた夫の妻
- キャンピングカーと過ごしているのは…なにげにもうすぐ20年…
- そろそろ次の車を…と思い始めて…もう何年??
- ほぼ毎年夏の北海道を巡っています
※フェリー等の各情報は2023年8月時点のものです。
そろそろフェリーを…
7月某日。
夫が子供たちの夏の予定を具体的に気にし始めました。
「北海道行のフェリーどうする?」
の時期の到来です。
今年の我が家の状況としては、
夫:全力で2週間の休暇を確保済
私:ちょっとだけワーケーションをして調整する予定
長男:夏の大会は早々に敗退したので、本人不本意ながらも休暇を確保^^;
次男:塾の夏期講習に参加予定
ということで、主に次男の夏期講習への影響が最小限になるように予定を組むことにしていました。
塾のお盆休みを最大活用し、かつ、強化合宿的なものは端から不参加を決め込むという作戦。
これでもだいぶ配慮しているつもりです^^;
例年はお盆休みのピークを少し外して、もう少し早めに行って早めに帰ってきています。
その方が絶対に色々とお得だったり快適だったりするのが分かりきってるので。
ちなみに「夏の北海道に行かない」という選択はそもそもありません。
夫の生き甲斐なのでw
でも…来年は長男も次男も一応「受験生」になる予定なので、さすがに自粛かなぁ…と。
そういう事情もあるので、特に今年の夫の気合の入れようは…例年よりも強烈だった気がしますw
参考までに、私の考える7月後半から8月の前半で北海道を回るメリットは…
8月初旬の北海道が「良い」理由
- フェリーが安い
カムイワッカ湯の滝(知床)までマイカーでアクセス可能(←規制内容が結構変わってました!最新情報要チェックです。マイカー規制は7月22日~8月19日。4の滝まで行けるようになってるっぽいです。(←これは結構熱い!)今年は知床は天候不良でほぼスルーしたので…すみません。)- ラベンダー(富良野)の旬が終わっていない
- メロン(夕張)の旬が終わっていない
- ウニ(積丹)の旬が終わっていない
- どこへ行っても空いている
という感じで、結構あります。
できるならば、子供たちの夏休みの突入と共に出発して、8月10日頃までに帰ってくるというプランが理想です。
もっと言うと、
「夏の間だけ北海道に住みたい」
ですね。
本気で。
今回もどこかのセコマ(セイコーマート=コンビニ)で関東からいらっしゃってると思われる男性が、店員さんに
「夏の間はこっちにいるんだよ。1か月半くらい。(関東にいたら)暑くてかなわないから。」
みたいなことをおっしゃってるのが聞こえました。
うらやましい。
1st予約(シルバーフェリー)
というわけで?とりあえず今回は
「8月10日の八戸発のシルバーフェリー」に予約を入れました。
(夫が。)
シルバーフェリー
シルバーフェリーの特徴
シルバーフェリーの特徴
- 八戸-苫小牧(西)を約8時間で繋ぐ
- 1日4便(往復8便)運航
- 季節による料金変動がない!!
- 距離が短い分フェリー代金としてはリーズナブルなイメージ。
我が家で「シルバーフェリー」を利用するのは初めてです。
以前八戸に3年ほど住んでいたので存在は知っていたのですが、その時は「津軽海峡フェリー」で北海道へ渡っていました。
八戸からフェリーに乗るより、青森や大間まで走ってしまう方が費用や時間が現実的…という感覚だったと思います。
関東から八戸を目指すと、ドライバー(夫)が疲れたり、途中で1泊するにしても「暑くてとても眠れたもんじゃない」という致命的な問題が発生します。
なので、これまでシルバーフェリーは積極的な選択肢にはなってきませんでした。
昨年は「太平洋フェリー」で、その前は「新日本海フェリー」だったと思います。
夫の実家が新潟なので、「新日本海フェリー」利用時はついでに孫の顔を見せに…というパターンもよくやってました。
↓昨年の様子
今回は、子供たちの予定が確定するのを待ったこともあり、「北海道行きのフェリーの予約」という点では若干出遅れた感がありました。
「できれば個室、最低でも個別のベッドは確保したい」という優先度高めの条件もあるので、そうなると予約枠が結構絞られてきます。
…という流れでの
「8月10日の八戸発のシルバーフェリー」
です。
2nd予約(新日本海フェリー)
さて、フェリーの予約が済むと、一旦ホッとして、日々の生活に戻ったりするわけですが…
日々の生活…
なんだか、次男の様子がおかしい…
夏期講習の始まった塾に…全然行けないでやがるTT
◆前々日
「明後日塾だよ。分かってる?」
「分かってるって!」
◆前日
「明日塾だよ。分かってる?」
「分かってるって!!」
◆当日
(一応着替え等々の諸々の準備は済ませてたので、10分前に)
「そろそろ出発だよ~」
…...
…...
…...
(急にMAXな勢いで)
「ヽ( ( ( (ヽ(`Д´)ノ ウワ・ウワ・ウワ・ウワ・ウワアァァァン!!」
えぇえぇぇ?
ちょっと...
そんなに泣くくらい嫌なんだったらもっと早く言葉で言ってよ。
って、思うのですが…
次男のプライドとか?
「その時になったら行けるかもしれない」という次男自身の願望とか?
ホントにその瞬間までは本人も行こうと思ってるんだろうなーとは思います。
それも分かるから…切ない。
…というか、そもそもまだまだ塾の集団授業の形式やレベルに慣れてないから、
「夏期講習…どうだろな…?」
というそもそもの不安はあったのです。
前日、なんなら当日の朝も「分かってるって!!」と言うから一応その言葉を信じて様子を見てましたが…
いや、無理だろ。
こんな中学受験は嫌だ。
…と、今年は何かと決断の早い私です^^;
塾に交渉して、集団から個別に移してもらいました。
塾の都合で個別のコマが確保できるのは8月20日より後だと。
ということは…
今回の北海道行きの大前提
「次男の夏期講習のスケジュールを考慮する」
が根底から崩れたということに^^;
まー、それでも、そろそろフェリーの予約は埋まると予想し、
日程の変更までは…
と、「私は」思ってましたが…
数日後、夫がそこそこ難しい顔をしつつ…
「次男の塾がどうでもいいんなら、
もっと早く北海道に渡れるんじゃ?」
と。
いや、塾はどうでもいいわけではないんだけど^^;
夫も次男のふがいなさに一言二言三言四言…言いたいことはあったとは思いますが…
夫や私がちょこっと言ったところで素直に塾に行ったり勉強したりする次男はこの世には存在しないのですTT
夫は結構考え方がたまにびっくりするくらい合理的(?)なので、
ここで次男の夏期講習断念をグチグチ言うよりも…
北海道行きの段取りに…全振りする人なんだよなw
というわけで、しばらPCと向き合っていた夫。
「やっぱり新日本海フェリーにしない?
今ならまだ1等空いてるよ。」
とね。
ええ、私も新日本海フェリーは大好きですから。
おそらく今年位から船内イベントもしっかりあるのでは?と予想。
昔から新日本海フェリーのビンゴ大会やジャグリング等々のイベントを結構楽しみにしちゃってる人ですから。
ドライバーもしっかり休憩できるし、自宅から途中泊なしで新潟港には向かえるし。
ちょっとフェリー代が高くなるけど…その分の価値は十分あると。
というわけで、返事は
「いいんじゃない?」
になります。
で、
8月8日の新潟発の新日本海フェリー「ゆうかり」を予約しました。
新日本海フェリー(敦賀-新潟-秋田-苫小牧)の特徴
- 敦賀-新潟-秋田-苫小牧(東)を約31時間で繋ぐ
- 船内でゆっくりできる(イベントやレストランがそこそこ充実)
- 夏はそんなに海が荒れない(?)から安定した航海が期待できる
シルバーフェリーはキャンセル。
出港日の7日より前だったのでキャンセル料は200円でした。
まぁ、まぁ、それはそれ、しょうがないでしょう。
ドライバーの夫からしたら絶対新日本海フェリーの方が楽だもん。
3rd予約(またまたシルバーフェリー)
...というわけで、
おお、今年は新日本海フェリーかぁ。
なんだか懐かしい。
今年ビンゴ大会はあるんだろうか?
(↑以前船内商品券が当たったので、いい思い出としてガッツリ記憶されてます。)
と、新日本海フェリーに想いを馳せ始めました。
新日本海フェリーのビンゴ大会ってフツーに楽しくないですか?
ちょっと長めの航海で、丁度退屈してきた頃に…
さっきまであそこでアレしてた(?)スタッフさんが急にこなれた感じでビンゴ大会を仕切りだす感じとか
船内のどこからともなく老若男女が集まってきて、最初こそギクシャクしながらも最終的にはビンゴを皆で楽しむ感じ…好きなんだけどなぁ^^;
ここまで楽しみにするの大人げないかなぁ^^;
まぁ、いいや。
私はあのビンゴ大会が好きですw
正しく復活していますように~。
まぁ、しかし、そろそろ子供たちのテンションも上げていきましょう!
ということで、子供たちにも新日本海フェリーのおさらい…というか、
「ビンゴとかあって楽しかったやつ。覚えてる?」
(って、さすがにビンゴおばさんしつこい^^;)
「ジャグリングとかさ、揺れてるのに中国駒のうまい人とか見たじゃーん!」
って楽しかった記憶を呼び起こすための声掛け。
子供たち、明らかに「うわーい!」って感じじゃないけど、
「北海道…涼しいんでしょ?」
「北海道…おいしいもの食べられるんでしょ?」
くらいには楽しみにしてくれてました。
で、だんだんと準備も整ってきたのですが...
そんなある日(というか、8月1日)
夫がだいぶ慌てて
「大変なことが起きた!」
というのです。
「ゆうかり」欠航。
ええ?
台風?
台風はまだでしょ?
(沖縄付近で台風6号が迷走中ではありましたが、迷走しているがゆえに…出港日時点で日本海に影響はないと予想してました。)
...
...
むむむ…
どうやら「機関点検」による欠航とのこと。
予約していた人にメールでお知らせが来た模様。
影響は思ったより長引くらしく…
え?
北海道は??
もしかしてピンチ???
……なんてゴチャゴチャいう間も惜しんで、フェリーの空きを探す。(…のは夫。)
なんとかシルバーフェリーの8月8日便をゲット。
夫の肌感では車両が最後の一枠くらいだったらしい。
人が乗れても車を載せられないんじゃキャンピングカーの旅にならないですから^^;
いや、焦ったってば。
既に8月に入っていましたし、他の皆さんも結構ワクワクで計画してた時期だったと思うので…
影響はそこそこ大きかったと思います。
(びっくりしすぎて「X」してしまいました。まだ影響続いてるみたいです。(2023/08/22現在))
というわけで、ほとんど夫の執念により、我が家の北海道夏旅計画は続行。
こうなったら、
初めてのシルバーフェリーを楽しみにするしかない!
と、ここで、色々分かってきたシルバーフェリーについて。
シルバーフェリー豆知識(?)
- ファンネルの「K」は運行会社である「川崎近海汽船株式会社」のK。
- 昨年(2022年12月1日)からwebページがリニューアルされていて、船内をVRで見ることができる。
→見ました!(男子風呂も内見できますw) - 「シルバーエイト」の「エイト」は八戸の「八」
- 「シルバー」は1992年に「川崎近海汽船株式会社」が合併した「シルバーフェリー株式会社」の社名の由来である「北海道の銀嶺をイメージし、明るい若人にもアピールするもの」から
4についてもう少し...
「銀嶺」というのは雪の積もった山で、それがキラキラと輝いている感じ?
それがなぜ「若人」へアピールするのか…
今の感覚だと「シルバー」は「高齢者」ってイメージだけど…
って、深く考えるとドツボにはまりそうです^^;
一旦難しいことは忘れて、
船内でも目覚まし等々として流れるシルバーフェリーの歌について語りたい!
広がる海に誘われて
見知らぬ世界へ旅立とう
(シルバーフェリー)
きっと会えるさはじける波に
若い仲間のシルバーフェリー
シルバーフェリーの歌
(シルバーフェリー)ってかぶせてくるところが好きです...
(「シルバーフェリーの歌」でyoutube等を検索すると聞けます)
ここでも「若い」って言葉が出てくるのでシルバーフェリーは「若さ」が好きなんだなって。
私も若くあろうってw
フェリーの歌…結構好きなんですよね…
船内で聴くとテンション爆上がりするんですけど?w
クイーンコーラルの歌とか(♪胸が燃えちゃうカッカッカッカ~)、さんふらあとか(♪太陽に誘われて~)
ああ、船旅はいいわぁ…
帰ってきたばっかりだけど、また行きたくなっちゃいます。
とりあえず今回はこの辺で。
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