ご覧いただきありがとうございます!
ここは私(みどペン)が、「育て辛っ!」と思う息子たちや、「クセ強っ!」と思う夫と、なんとか明るく楽しく穏やかに過ごすことを目指してあれこれやってみたり、やらなかったりする様子を、書いてみたり、書かなかったりするブログです。お時間とお気持ちの許す限りお楽しみください。
「次男」という人
ふとしたことから、次男のことが急に(いつもに増して)愛おしくなったので、ちょっと次男のことについて書いてみたく。。。
※妊娠・出産の話もあるので、その辺りが苦手な方は適宜読み飛ばしてください。
しっかり者でそつがない…「イメージ」だっ…た?
次男が我が家にやってきたのは…2012年の春。
(「やってきた」と書くと誤解を生むかもしれないですが、単なる誕生年の話です^^;)
東日本大震災の翌年。
震災で、原発事故で、「日本は終わった…」
とさえ一瞬思った私でしたが、「どうも終わらなさそう?いや、終わっちゃいかんだろ?」となって、
ふと、長男を見たとき…
長男、やっぱり同世代の頼れる家族?いた方がいいよな~とか?
親の葬式するときに相談できる存在とかいた方がいいよな~とか?
私には弟がいて、実家は4人だったので、「家族」って言ったら4人でしょ?みたいな。
そんな感じで。
ただ、長男を育てるのに想定外に手がかかり…
気づいたら6歳差ってね^^;
長男の時は流産が続いたりして、不妊治療のクリニックにも通ったりしてたし、
既に自分の年も34。
「さあ、色々大変なこともあるかもだけど、おそらくラストチャンス。気合入れて妊活だ~」と。
そんな感じで結構力入れて自分を鼓舞して臨んだ割に、すんなりやってきてくれた次男。
妊娠中も長男の時には腰を痛めて立てなくなったりもしてたけど、特にトラブルもなく。
出産当日も分娩台に上がってから2時間経たずにご対面!みたいな。
比べてばっかりで申し訳ないけど、
長男の時は一瞬間が空いて、ペシペシ叩いたり、チューブを鼻にズボズボ入れてからの産声だった。
次男の時は、よくある出産シーンのイメージ通りの、
出てきた→「ホンヮー、ホンヮー」
みたいな産声で…
…
…
…
その後も、
「やー、二人目は違うねぇ~」
と。
よく食べるし、よく遊ぶし、手先は器用だし、意思の疎通も…長男の時より楽な気がする?
何しろ、「布団にテキトーに転がしても寝る」という事実にびっくりしたし、
長男は自家中毒になったけど、そういう謎な状態にもならなかったし、
運動神経もそこそこ?
ああ、でも、頭から流血が2回あったな^^;
慣れない土地で頭を打った子供を診てもらえる病院を慌てて探したっけ^^;
まぁ、その辺は私自身の子育てに対する「慣れ」とか「気の緩み」とかも関係してたかもだけど^^;
とにかくいろんなタイミングで「(長男の時は危なっかしくて気が気じゃなかったけど)次男なら大丈夫かな?」と。
そうそう、次男が1歳くらいのとき、長男が小1で最初の登校渋りをして…
次男を抱っこ紐にセットして、しばらく長男の教室に…付き添ったり…してたわ^^;
次男は授業中も静かにしてたし、カウンセリングルームで小学生用の算数セットとかで…遊んでた^^;
カウンセラーさんにも長男のクラスメイトにも人気でね^^;
長男は、メンタルやられてる風(「〇にたい」言ってたレベル)なのに、休み時間になると次男の周りに子供たちがワーワー集まって…
それでも次男、泣かなかった…というか、フツーにあやされて笑ってたり…
やー、カオスだったね~^^;
んで、引っ越し挟んで、次男が幼稚園の頃は、兄程女子には人気はなかったけどw、大きなトラブルもなく、水泳もしたし、ピアノもやった。
結構肝っ玉もすわってたし、会話も楽…というか、それまでも色々ツーカー(死語?)で通じる感じはあったんだけど、語彙力も増えて…
うん、なんとなく頼りにしてたなぁ(ゴメン、兄と比べて^^;)
長男の中学受験に私が傾倒してても、問題ないくらい聞き分けのいい子…というか
うーん、やっぱり「頼れるアニキ」みたいなイメージでいたかも^^;私^^;
ただ、その分次男の「気の強さ」は感じ取れてて…
「こっちの理屈も分かってるけど、譲らない」
みたいなところはあったかも。
長男は(すごく詳細を端折って言うと)
「こっちの理屈なんて感じることも考えることもしないまま、自分の思うままに…」
って感じ。
この時点でもどっちもどっちでめんどくさいヤツらだ…
くらいには認識してた。
でも、「分かってる分、次男はソツなくこなすでしょう。そういうキャラでしょう?」
と、勝手に、勝手に思ってました。
私。
で、次男が小学校に、長男が中学校それぞれあがるときに今の家に引っ越し。
新生活だ~!新居だ~!東京だ~!
って。
希望にあふれて…
1学期が過ぎ、2学期が…終わる前にまず長男の様子がおかしい^^;
うーん…
…
…
またメンタルダウンか…
長男の発達的な問題に気づいてから学び、知り、実践してきたこと…
全ては「こうならないため」だったのに…(←思春期頃の2次障害ね)
私自身、小さくないダメージと、無力感と…
それでもその状況に対応していかなきゃという気持ちと…
大事な、大事な息子だから。
気落ちしてる長男を連れ出して行ったカラオケで「恋するフォーチュンクッキー」歌いながらガチ泣きしてたわ^^;
「未来はそんな悪くないよ~」
って。
そんな時でも次男はフツーに学校に通ってた。
ちょーっと、「ませ過ぎてないか?この子?」とは思ってたけど…
自分もどっちかというと早熟タイプだったので「似てるなぁ」くらいの認識で。
ただ、2年生の後半だったかな?
ちょっと、ネットと現実のさじ加減をミスってトラブルはあった。
でも、学年が進む頃には…前向きな内容の反省文とか書いてて感心してたんだよね。
また長男を引き合いに出して申し訳ないんだけど^^;
長男は中学生になっても白紙の作文用紙を前に「書けない」と涙を流す人間だったからさ^^;
次男、作文OKなんだ~
と。
本人も
「ギクシャクはするけど、なんとかやれるでしょ」
って言ってたし。
ああ、成長したなぁ…
って。
まぁ、今思うと、早熟タイプであるがゆえの同年代とのズレについてもう少し考えたりしとくべきだったかな…と。
でも、湧き出る欲求とか好奇心とか…そんなに簡単に抑えられるものでも、押さえていいものでもないかなーとか?
ただ…デジタルネイティブ世代というか…いくら早熟タイプとはいえあまりにも幼い段階で簡単に得られる知識が無尽蔵に増えてる…(深みは別として)
そういう時代になってること…
認識したとて…
どうすればいいんだ?
みたいな?
私の小学生時代の「早熟」って言ったって、「図書室の本をほぼ読んだ」くらいがせいぜいで…
実際現時点で(内容はともかく)次男の知識量…自分より劣ってると言い切れるのか?と。
でも、分野とか方向性が全然違うし、好き勝手にフラフラネットの海を漂ってるから…
そう、昔よりツーカーで通じることが…少なくなった…というか、
私が勝手に「当然でしょ」と思ってることが共有できてないというか…
大丈夫かよ?
とね、
子育ての漠然とした不安?
で片づけてしまっていないか?私?
…話が逸れた^^;
確か、その後で、長男、なんとか復活。
そうだ、長男を元気づけるために
「長男主導で(次男のための)自作PCを組もう」
みたいなプロジェクトも起こしてました…
それで、次男が小学生の割にハイスぺPCを手にしてしまったわけで…
(ちなみに長男は中学受験を乗り越えたご褒美的に超ハイスペPCを手に入れてた)
この辺も…
私自身は子供の時から自宅にPCはあったし、自宅にネットに触れたのも…高校生くらい?
そこそこ「PCもネットもフツーにあるもの」という意識だけはあったから…
子供だってPC欲しいでしょ
使いこなせる方がいいでしょ
便利でしょ
と…
あまり深く考えずに子供たちにそれぞれ専用PCを使わせることにしたけど…
もし過去に戻れるなら…
子供たちにそれぞれPC(ゲームできるやつ)は与えない??????
いや…私にはそんなこと…やっぱりできなかったような気がする。
そこをもって「子育ての失敗」として指摘されれば…
それはそうなのかも…だけども。
まー、でも、大学受験まで私たち世代の常識を持って子供に「勉強」をしてもらいたいのなら、安易にPC(ゲーミングPC)を渡すことはおすすめしないかもです^^;
(自分でやっちまってる手前)悪いとは言わないけど、子育ての展開が読めなさ過ぎて、その分大変な思いをする例がここにありますよ、ということだけは書いておこうかな?
おお、今回は話ドンドン逸れるね^^;
たまにはいいや。
ホントは仕事の都合つけて、実家の両親を招待してたんだけど、我が家のメンバーで流行り病にかかったのがおりまして^^;
両親とすごす計画はつぶれたけど、今更仕事のスケジュールをいじることもできず...
時間を持て余してるという^^;
話は戻って、長男が中学で初めての不登校から復帰した直後、
その流行り病が初めて日本にやってきた。
「こんなこと初めて」
な経験をみんなが等しく味わうという…
なんだか、すごかったよねぇ…
我が家の子供たち、
自宅に引きこもって自室にPCあれば…
まーーー、立派なインドア派になりました^^;
それでも次男はあの頃許されてた「お散歩」にもよくついてきてたし、スケボーやら、キックボードやら…
明らかに長男よりアクティブに過ごしてた。
いろんなものに興味をもって…ガジェットオタク化していったのもこの時期だったかも。
いろんなものを分解したがり...とか。
物欲ツヨツヨになったのもこの頃かな?
で、学校が再開して…
長男は…ビミョーだったなぁ。
自粛生活中に狂ったリズムをなかなか戻せず。
遅刻や欠席や…いや、遅刻では行きたがらなかったので、欠席が増えて…
でも、「この学校が好きだ。友達が大事だ。」と、そういう気持ちは私にも伝わってきてたから、朝が苦手な長男をいかにして起こすか…
…
…
煮詰まってたなぁ…
一度は自力で立ち直ってたからね...
病院、カウンセリング、薬、部屋替え…
成績優秀で入学してたんだけどなぁ
そういう様々な表面的な失意もあるんだけど…
まー、何より、死んだような目をした長男をみるのが辛かったりしてね…
それが時にはイライラになったり長男と共にネガティブな思考に引きずられたり…
ああ、ろくなもんじゃなかった。
そんな長男(と私)を横目に…それでも次男はマイペースに…学校に行ってた。
どっちかっていうと、
「おにーちゃんってしょうがない奴だねぇ。なんであんなに謎挙動なんだろねぇ。」
って、暖かく(?)見守るような…
そんな雰囲気でね。
で、
それからちょっと後…
次男に疲れが見えてきた。
どうも、基本的に「人に絡まれるのがめんどくさい」みたいな雰囲気だったのかな?
次男も次男で調子に乗ってワーワーするときはしてたんだけど…
どうも、入った小学校は人の入れ替えが少ない感じで、小学校に入る前にある程度人間関係ができてたのかな?
ビミョーに馴染めてない気はした。
やっと馴染んだと思ったころにトラブルやら社会情勢やら…
今でもそうなんだけど「ズッ友」的存在が次男にはいないのです。
(ホントは、人生初のズッ友候補とうまくいかなくなって、そこをうまく克服できなかったから…対人関係でトラウマがあるのかもしれない)
やー、それも、私の悪いところが似たのかな^^;
私も人間関係は苦手だけれども…でも、それでも、「今は連絡ほとんどとってないけど、連絡とったらあの頃に一気にタイムスリップ」みたいなことができそうな友人が数名は浮かぶわけで…
次男の場合はそれが…薄い。
本人があまり必要としてない雰囲気はある。
男の子ってそういうもの??
長男は…あまりサンプリング対象として…うーん、どうだろ?
夫は……そうそう、夫もあんまり友達いないのです^^;(感覚的には私と同等か、それ以下くらい?)
なので…そこにあんまり価値をおいていない我が家の風潮も…問題かもしれない^^;
で、そんな中で起きた…次男の心がポッキリと折れた出来事…
夏休み前で、暑くなって、体力不足もあったと思うんだよね。
前年はほとんどみんな引きこもってたわけだし。
その後のことはこのブログにもどこかに書いてた気がするので、ざっくりだけど、
当時在籍していた先生とトラブって、転校して、なかなか転校先にもすんなりは馴染めず、結構時間かけてやっと馴染んで…
って感じかな?
この時期は…辛かった。
結局長男も高校を転校したわけだし。
それぞれ違う状況で苦しんでて…
周囲に訴えても…
たぶん結局今でもわかんない人は分かんないままだと思うし。
それでも人生って進んでいくんだな…
納得いかないままでもどうにかなっていくってのを見ながら生きていくんだな…
世の多くの人も…この辛さを飲み込んでも…生き続けてるわけか…
とね。
大げさに、少しだけ悟りを開いた気分になったりしながら…
過ぎたら分かるんだけど、やっぱり子供が学校に行けない時期って行ける時とは全然違う。
無理矢理行けるようにふるまうことは不可能なんだと思う。
前兆を感じ取れても…できること、できないこと…あるし、
思ってもみないきっかけだって…
というわけで、この間またインフルにかかった次男。
まるまる1週間熱が下がらず。
こんなに重症?
大丈夫なのかしら?
病院おかわり???
と結構心配したりしてました。
本人は、「具合が悪いことに対してキレる」というね…
やっぱり、この子、気が強いわ^^;
で、想定より長くお休みが続き…
いや、でも、そろそろ…
と思って、登校許可願をもたせて登校させようとしたんだけど…
なんか、ダメでした。
体力と気力の戻り具合の読みを私が間違ったかも^^;
発症してから2週間くらい?熱も下がってから2日くらいのさらに2日くらい余裕を見たつもりだったんだけど…
休み癖??
どうも、「学校への行き方」を忘れちゃったらしく...
登校はしたけど、うまく気持ちを保てず、すぐに帰ってきた日があって…
そのあとは…
その日のことがトラウマとなり…
結局この2学期は1か月半くらい休んでたんじゃないかな?
今年も30日以上欠席かなぁ?
統計的にも不登校児カウントだな^^;
夫は長期出張でね…
体力が回復した次男は
「行かないといけないのは分かってるんだけどね…」
といいつつ、ネットの友と、ギャハギャハ。
(ネッ友はズッ友になり得るのかはまた別のときに考えようっと)
最終的に…
今回は私がブチ切れることで背中を押した形になったけど…
まー、次男本人も
「いずれは学校に戻る」
と言っていたわけで、それがかなって良かったね…
って言ってた4日後にはまた熱出してからな…
今年の各種感染症の流行具合は…おそろしい...
で、今はとりあえず復活。
表面的には割とフツーの小学生。
この間授業参観でも確認できたから一安心。
ただ、あまり世間に言えないくらいの遅寝パターンに陥ってる。
それでも問題なく学校もこなしてるのが本人の自信にもつながってきてる???
…でも、そろそろ本人の言う「大丈夫」にほころびが…見えてるんだけどな…
また疲れて、ぐでんぐでんになって、学校に行けなくなって…
は、あるかもだけど…その前に冬休みが…来るか?来ないか?
そう思って見守るつもりで…次男は割と「ギリギリアウト」を引いたことがあったので…
来週あたり
「終業式だけ行けなかった」
とかあっても…私はもう驚かないかもしれない^^;
次男、家では
曲を作ったり、ゲームしたり、動画見たり、アニメ見たり
習い事(塾も)なしにしたので…
多分、今、あんまりストレスかかってないはず(うらやましい)
夫はそんな次男を見て、あきれてる^^;
私だって言いたいことはあるけども。
今、
学校から帰ってきた次男が「今日は、〇〇なことがあった」
って、少ないけど、その日の飛び切りエピソードを話してくれるの…
やっぱりそういうのって幸せな気持ちになるし。
割と健全じゃないのかなぁ?
なんというか、ヒリヒリしてないの大事、みたいな?
さて、なぜ、今日こんなに次男のことを思ったかって、(←書くのに日数とったので、厳密には今日じゃないんだけど)
今朝、学校から電話が来たのです。
着信に小学校の文字出ると…恐怖でしかない。
「迎えにきてください」コールをされそうな感じではないはずだったから、一瞬「怪我???」と思ったのですが...
「あー、すみません。電話しちゃって。次男君が「ホットカーペットの電源切り忘れた気がする」と気にしちゃってて…」
と。
へ??
ああ!!
そうそう、
寒くなってきたので、床暖のない我が家は小さなホットカーペットを持っておりまして、数日前から次男がそれを出してくれ、と。
で、朝着替えてから出発までの時間ギリギリまでそのうえで過ごすのが次男の日課になりつつあったのです。
床暖はないとはいえ、エアコンはわりとガンガンで調整してるので、我が家でホットカーペットをあいようしてるのは次男だけ。
なので、
「スイッチの管理はしっかりしろよ」
と。
そこだけは結構かたく約束を交わしたつもりで…
で、確かにその日は
「(ああ、次男のやつ、珍しくスイッチ切り忘れてらぁ、しょうがないなぁ)」
で、私が切ったんだけど、そのことを次男にフィードバックし忘れてました。
どうやら、学校に着く前に気になり始めて、教室に入るなりそのことを先生に吐露したらしく。
この、今年の次男の担任の先生、結構できた人と見受けられるのですが
「おう、じゃあ電話して聞いてあげよっか?」
のノリで対応してくださったらしく。
次男は
「あ、いや、そこまでは…」
と言ったらしいけど、
上記のようにサクサクッとお電話くださって…
いやー、登校途中で思い出す程度にはホットカーペットのスイッチの管理を気にしてたんだなぁと、次男に想いを馳せたり、
合理的で躊躇ない判断力と行動力…すごい…助かるー!と、先生に感謝したり…
というわけで、とりあえず書きたいこと書いたので、上げます^^;
最近の長男も面白いことになってるので、ホントはその辺も書きたいけど...
また今度?かな?
二人してオープンキャンパスとか行って盛り上がったり、
世代間の壁と、個性と個性のぶつかり合いで…なんてことない会話のつもりが後味の悪いディベート祭りになったり^^;
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